ふと、ひ○にゃんに対抗して佐和山主従がゆるきゃら作ったらいいのに、と思いました。
ふと思うことじゃないけど。
「殿、時代は今やっぱりゆるきゃらですよ」と左近が言うから(きっと左近の流行りは少し遅い)三成も素直に「そうか」とか言って作っちゃう。けど三成は真面目だし仕事も多いし、ぶっちゃけゆるきゃらなんて作ってる暇はないので、左近に丸投げ。
左近達佐和山三家老が額付き合わせて相談し、絵心のない左近が書いた適当な案が採用され、猫だか何だか元ネタ分からないが、とりあえず「にゃー」となく(ひこ○ゃんを意識。勿論本家本元は鳴かないけどそんなことはどうでもいい)キャラクター「さわやん」とかが誕生したらいい。
こうして城下を闊歩する「さわやん」!
…ちょっと待って。本当にあったら困るから検索かけてくる。
良かった、なさそうだ。
そうそう、それで三成は左近に言われるがまま(だってあんまし興味ないだろうから)さわやんの着ぐるみを数着作っちゃうんだよ!それを兵に着せて城下に行かせるんだよ!
三成にすぎたものと謳われた佐和山城を仰ぎ見ようとするとあちこちから視界に飛び込んでくるさわやん。
「新しいゆるキャラが出来たと言うから来てみたら…何じゃこれは!」
「何だか気持ち悪いですよね、左近殿のデザインだそうです」
政宗と幸村が突如登場したけど気にしないで!
あとさわやんのイメージは各自思い浮かべてね!あたし、思い付かないから!(丸投げ)
「何故こんなにさわやんとやらがごろごろ居るんじゃ!おい、三成!」
「折角佐和山に来たのにさわやんに会えなければ悔しいだろう。俺だったら悔しい…以前彦根で大層悔しい思いをしたことがあるのだ!」
「だからといって作り過ぎじゃ!姿を見せていいのは一体だけじゃぞ!」
「そんなこと誰が決めたのだ。秀吉様か?」
「いや、秀吉ではないが…そういうものなのじゃ!大体ゆるキャラといえどそれぞれに設定があってだな」
「設定?何だそれは」
「ほう、政宗さん、詳しく聞かせてくれませんかね」
さわやん、設定全然決まってなかった!
多分慌てて左近が設定作るよ。若い頃は武田に居たとか。家康を三方ヶ原で追いかけたことがあるとか。
「まだ暑い季節じゃし、着ぐるみを着とる者にはちゃんと休憩とかさせろよ!」
とか言ってくれる政宗は、多分いい人。
「休憩?そんなもの各自で好きに取れば良い。その方が合理的だ。見ろ、あの者も頭を脱いで水分補給をしているではないか」
「中の人を公衆の面前で見せるな!」
「駄目ですよ、三成殿。中の人などいないのですから」
「中の人などいない?どういうことだ?着ぐるみなど人が着ねば動くことなどあるまい!それが理だ!」
「でもそういうことになってるんです!」
「ほう、その話、詳しく聞かせてもらえませんかね」
多分こうして、さわやんのスケジュールとかがやっと決まると良い。
おかしいな…段々さわやん見たくなってきた。