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昨日はお話は更新しましたが、こちらはできませんでした…。やはり日曜日の更新は難しいですねぇ。
それはそうと、ぼやぼやしているうちに2000ヒット…本当にありがとうございます!ネットの海の片隅にうっすら存在しているようなこげなところまで足を運んでいただきまして本当に感謝の念に耐えません。
これからも頑張って伊達と真田で妄想をしていく所存!ありがとうございます。
さてそんな昨日は少し離れたイ○ンに買い物に行き、川/本/喜/八/郎先生の本を見つけ狂喜乱舞しながら立ち読みしました。立ち読みかよ!ちょ、ちょっと高かったからね…えへ。
その昔、人形/劇三/国志の再放送を見て感動し、その後平/家物/語に泣いて、東京まで友人と人形展見に行きましたっけ。私は後白河が非常に格好良くて好きでした。これを見ていなければ厳島までわざわざ行きませんでしたし。あーまた行きたいなあ。
上田も米沢も仙台(は比較的最近行ったけど)も関ヶ原も行きたいです。まずは一番近い関ヶ原から!今の地図と昔の地図と陣立ての図も持ってるし!それ持ってうろうろしてくるの!お館様の「ノーモア関ヶ原」を見てくるの!
しかしこの時期行くと日焼けとかして大変そうだ…。
玩具を買ってもらった弁丸は、もうすっかり大はしゃぎである。
「ぼんてんまるどの!はやくこれであそびましょう!」
そう叫びながら床に座り込んで玩具の包装を破ろうとし出した弁丸だったが
「ふぅぎぃい!」
到底人のものとは思えぬ声量の叫び声を突如浴びせられ、弁丸はそのまま固まった。
「不義!それは不義だぞ!弁丸!包装は店を出るまで破いてはいかん!」
「……」
「どうした?弁丸。挨拶や返事は会話の基本だぞ!いつからそのような不義な子になったのだ!私や謙信公はそなたをそのような不義の輩に育てた覚えは無いぞ!ぬ、山犬か、さては貴様が弁丸を不義に導いたのだな!それはならぬ!ようしここは一つ私が受けた謙信公の薫陶で不義の山犬めを」
「大丈夫か、弁丸?」
余りの驚愕に暫く口も聞けなかった二人だが、辛うじて先に回復したのは梵天丸だった。人間すごく驚くと涙が出るものなのだなあ、頭の片隅でそう感心しながら目を潤ませている弁丸の頭を撫でてやる。
「…ふぃー。おどろきました」
やっと弁丸が動き出し、深く息を吐いた。確かにここで玩具を広げられても困るが、それを止めるにしてももっとやりようがあるだろう。そう思い与六を睨んでみたが、与六は「謙信公」「義」「毘」「愛」と繰り返すばかりでちっとも堪えぬ。どころかそもそも目の前に梵天丸と弁丸が立ち竦んでいることすら見えているかどうか怪しいものだ。
「ぼんてんまるどの、よろくどののこえはおおきいですなあ」
「ああ、そうじゃな。存在そのものが歩く公害みたいなものじゃな」
「こうがい、でございますか?」
「うむ」
神妙に頷く梵天丸を見ながら弁丸は「こうがい」と小さな声で発音してみた。与六にとって良いことなのか悪いことなのか弁丸にはさっぱり分からなかったが、子供心にそのようなことは然したる問題ではないと結論付けたようだ。弁丸がそれについてこれ以上追求することはなかった。
「さて、行くか弁丸」
そう言って先に歩き出した梵天丸を追うように弁丸も足を踏み出したが。
「そう!謙信公は領土的野心による戦をしたことがない!常に義!義の戦である!そんな謙信公の素晴らしさを世の人に広める為、この樋口与六、不肖ながら謙信公の物真似をしようと思うが見てくれるか、弁丸!」
「はっ、はい!」
まだ叫んでいた与六に名前を呼ばれて反射的に弁丸が立ち止まる。
「毘沙門天!我を見捨てたもうな!」
随分元気な謙信もいたものである。梵天丸はそう思うが、ここで突っ込んだら与六との会話が加速度的に長くなっていくことは火を見るよりも明らかだ。謙信苦戦中かよ、と言ってやりたいがそこは耐えねば。
「一酔の生!闘争に果つるか!」
「与六!それ死亡台詞ぞ!いや、というか物真似か?ちっとも似ておらぬぞ!」
耐え切れなかった梵天丸。与六に突っ込んでしまう。
「何?!いくら不義の山犬とはいえ謙信公に向かって死亡とは何事だ!」
「だから他でもない貴様が謙信の死亡台詞を口にしてだな!」
「死ねと言う貴様が死ね!この山犬が!」
「しぬのはこまりまするー!」
「儂、死ねとか言うてないし!人を指差しながら死ねという方が不義ではないのか!」
「しんだらごはんがたべられませぬー!」
弁丸まで加わって収拾がつかなくなった言い争いは、結局与六の怒号に驚いた弁丸が泣き出すまで延々と続けられたのだった。
困った時の与六です。そう思って登場させたら長くなりました。不義!