お話を書き、詰まったら大掃除に着手し、ついでに実家への里帰りの日にちを決めたり何だり、久しぶりに実のある一日を送った気がするとうこです。
そりゃ丸一日本を読み続けたり、ぼうっとしてたり、そうだ、あの星を道雪星と名付けようとか言ってたりすれば色々ね…人としてね…駄目よね…。いや、最後のはないわ。やっとらんわ。
つか、大笑いして腹の痛みで暫く呼吸出来なかったわ。
星に名を付けるのはハンサムのハンサムたる所以だと思いますが、星を見ながら眠るというどうしようもなくハンサムな行為の為にブチぬかれた寝室の天井について非常に気になるのであります。
雨は…雨や夜露は大丈夫なのでしょうか。恐らくは何らかの工夫がしてあるのだと思いますが、夜半に突然雨が降ってきたら…?それともそれすら避けて通ってくれるのが宗茂クオリティ?そして星に義父の名を付けたりなんかしませんが、小惑星に名前がつけられてしまうのが伊達クオリティですね。どうでもいいことですが。
どーもん宗茂がこんなに面白いとは思わなかったんですけど(声を出して笑うレベルなので、電車の中で読めない)何よりもマイスィーティ宗麟の宗麟ぶりに、心が高ぶったり折れたり斜めになったり、こっちは散々で息も絶え絶えです(良い意味で)。
特に上巻から下巻へのあの流れ。
島津が秀吉に降伏したよ?その直前に死んでる筈の宗麟について、毛ほどにも触れられていないわよ?!
まさかこれは…と読み進めていくうちにやっと語られる旧主の最期。
「そうそう、島津降伏のちょっと前に宗麟が死んでたんだけど、みんな宗麟って覚えてるかな?ま、それは別にいいんだけどね!」とでも言いたげな…(脚色有)アンタ…仮にも九州探題豊後の王に…これだから宗麟は…ちくしょう…可愛いじゃねえか…。
でもね、実は途中で嫌な予感はしていたのです。
もしかしたらあたしの被害妄想かもしれませんけど段々宗麟の描写がお座成りになっている気がするのです。
だから上巻途中で、半ば冗談交じりに「吉川三国志の馬超と似たような扱いだったらどうしよう」とか人知れず呟いてた訳です。
そしてそれが現実に…!
五虎将というのに最期の描写もなく、いきなり墓が登場する馬超さんと、「そういえば島津降伏前に宗麟ってば…後は分かるな?」みたいな扱いの宗麟。
どっちも好きですけど、ちょびっと泣いてもいいかな?と思う。まー主役はハンサムだしね。