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引越しからこっち、何だか疲れが溜まっていたことをやっと自覚したという感じです。
昨夜も小学生みたいな時間に既に寝ていたし(笑)。ちょ、もうちょっと夜更かししたいものですね。
とか言いながらそろそろ布団に入ろうかと思って見上げた時計は7時半。あーあ。

>まーさん
や、話し合ってないっつの!ちょっと指摘しただけじゃない!伊達の方を先にゆってって!
日本刀は欲しいよね。昔、おじい様から譲り受けた日本刀を枕元に置いて(勿論届出済)寝ていた友人がいたが、彼女は元気だろうか。
ペース配分もオンもオフももう色々大変だろうけど、何かあったらゆってね、何でもす…その言葉は危険だな、できることはするから!(笑)
まぁ、それはそれとしても、一回夏前には会おうね。

「…佐吉ではないか、何をしておるのじゃ」
耳慣れぬ声に、佐吉はずっと見詰めていた苺から視線を外して振り返った。
「お主も買い物か?」
「そうだ。きさまこそなにをしている」
挨拶も前置きもなく、梵天丸に食って掛かる佐吉。相当機嫌が悪いようだ。

「何って買い物する気もないのにスーパーにくる馬鹿がおるか」
そう言いながらちらちら左近達の隠れている後方を振り返る梵天丸の不審な行動は佐吉には気付かれていないようだ。

「梵天丸はなにをかうのだ?」
「いやまだ決めておらぬ。うろうろしながら決めるが、それがどうした?」
「いや、なんでもない」
そう言いながら唇を噛み締め下を向く佐吉。どう考えても「なんでもない」表情ではない。
が、そのようなことを梵天丸が指摘したら、佐吉はますます意固地になって今度は何も話さなくなってしまうであろう。何でもない風を装って、佐吉から問題点を聞きださねばならぬ。

財布は首から提げている。となると、買うものの場所が分からないか、あるいはそのものを忘れたか。

普段から弁丸の世話を(頼まれもしないのに)焼いている梵天丸にはそんな推測容易いものだ。
「貴様は何を買いに来たのだ?」
必要以上に心配するでもなく、突き放しすぎる訳でもなく、さり気なく質問する(それを聞いて左近は、先程の郷舎の台詞回しを思い出し、その演技力を少しでも分けてあげればと詮無いことを思ったのだが)。
梵天丸を見上げる何処か後ろめたそうな表情には覚えがある。どうしたら良いのか途方に暮れた時に弁丸がする眼差しにそっくりだ。

「………」
案の定佐吉は何も答えない。
「…忘れたのじゃろう?」
ぼそりと呟く梵天丸の言葉に佐吉は肩を震わせた。やはりな。
確信が持てたところでもう一度大きめの声で繰り返す。今度は影から覗いているあの鬱陶しい三家老にきちんと聞こえるように。
「買うものを忘れたのであろう?」
「おれはっ!そんなことは!」
慌てて佐吉が否定するが、まあ多分左近にはそれが強がりだと分かっている筈だ。

「まあ店内をうろうろすることだな。案外簡単に思い出すやも知れぬぞ」
自分にしてやれるのはここまでだ。三家老が隠れているであろう棚の辺りに一瞬視線を移すと、梵天丸はその身体には少々大きすぎるカゴを悠々と振りながら鮮魚コーナーに消えていった。


ぐだぐだですが、佐吉が困ったのが伝わってよかった…。
わたしがいうのもなんですが、本当に左近には頑張って欲しい。

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