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連休最終日ですね。結局ゴールデンウィーク中は更新できなかった…。
それでも今日のお夕飯は頑張ってビーフシチューなぞ作ってみましたし、休みになると荒れがちな家の中もそれほど汚れていないと思います。…うん。そう思おう。
明日からは通常営業です。しかし前の家の片付けが残っているのでした。床を拭くだけですが。
というか明日幸の命日でしたっけ。頑張ります(何を?)。

あーあと、どうしても我慢できなくて、こんなん書いちゃいました。今度はこどもむそう~はじめてのおつかい~です。
多分、佐吉編・弁丸、梵天丸編の順です。弁丸と梵天丸が一緒なのは仕方ないことです。与六は…どうしよう…。まあぼちぼち考えます。
今回は子供達とそれを取り巻く大人たちのお話になりそうな予感ですが、またもや完全なる見切り発車で罷り通ってみようと思います。通れるのかよ?!

自室で大人しく絵本を読んでいた佐吉は、ふむ、と大きく一つ頷くと絵本を小脇に抱えて立ち上がった。行き先は左近の部屋。何だかんだで言うことを聞いてくれる大人を子供は正確に嗅ぎ分けることができるものだ。

「左近、おれはおつかいがしたいのだ!」
すぱん、と小気味良く襖を開けた佐吉に、左近達の視線が集まる。左近達―――そう、新聞をぼんやり広げる左近の傍には、これまた見るとはなしに雑誌を眺める舞野兵庫助と昼のワイドショーに釘付けの蒲生郷舎の姿があった。石田家三家老、大集結である。

「…お使い?急にどうしたんですかい、殿」
「これをよんだところによると、どうやらおれでもできそうではないか」
誇らしげに絵本を掲げる佐吉。
「おれも、ひとりで、おつかいがしてみたいのだ!」

また面倒がおきそうだ、そう心中呟く左近に対して、兵庫助と郷舎、二人の家臣は熱かった。

「殿!何とご立派なお志!これで石田家も安泰でございますなあ!」
諸手を挙げて佐吉の決意を歓迎するは兵庫助。
「うむ、さすがは我らが殿におわす!我ら一生殿についていく所存!存分に買い物なされませ!」
こちらはうんうん、と満足気に頷く郷舎。
「な、ちょ、あんたらそんな無責任に!」
左近の台詞は佐吉どころか同僚にも届きそうにない。

「おれはなにをかったらよいのだ?」
左近の読んでいた新聞の上に座って嬉しそうに自分を見上げてくる佐吉に、左近は己の敗北を悟り。
こうして佐吉のはじめてのおつかいは幕を開けた。

石田家の三家老を出してしまいました。左近は勿論二人ともすきです。
佐吉以上の大活躍が期待されますね(ヒトゴトのよう)
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