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さてさて、富山旅行記でございます。ちょう長いので折りたたんでおきます。

友人との旅行では大概電車を利用する昨今のとうこではありますが、珍しく道中は車で、高速のサービスエリアでの待ち合わせでございます。
大学時代からの友人ではありますが、何のかんので集っている所為で、物珍しさなどはまるでなく「とうこさん、借りていた三国無双お返しします~凌統可愛い~」から会話が始まるのでございます、ええ(泣)


その待ち合わせですが、一番遠方から来ている幹事が大遅刻。何を勘違いしたのか、浜松から岐阜、しかも飛騨地方まで1時間半で余裕と思ったそうで。さして面白みもない山をぼんやりと見詰めながら、待つこと2時間。ええと、私だけは売店のる○ぶ信州を見ながら「この温泉はもしや真/田太/平/記で幸村がアレな温泉では――!」と叫んでいたので元気でした。

「最初の言い訳は何かな?やっぱりカーナビがそう言った、かな?」と予想されていることから分かる通り、完全に立場が最弱な幹事。人間力の低さをまざまざと見せ付けられ、それにしてもみんな容赦ない!とぞわぞわなるとうこさんですよ。でも確かに去年も奴は遅刻の理由をカーナビにしていて…使いこなせないなら切ってしまえ、カーナビなんて!と言ったのは私だったような。うん。
「カーナビがね、何を勘違いしたのか1時間半で着くって言うから」
予定調和の言い訳を聞きながら、生温かい目で幹事を見守る皆様ですよ?そのカーナビ本当にカーナビか?中に風魔とか入ってないか?


総勢8名の群れはその後3台の車に分乗し、幹事以外は完全に見飽きたサービスエリアを出発。富山に向かいます。車内はとうこ家の人々のみ(つまりたった二人)なので気楽なものです。全く。石油が色々大変なのに何て贅沢な配置でしょうね!
ここからは10キロ以上の長さのトンネルとかあるのですが、とりあえずダテサナトークでクリア。トンネル内停電とかしててちょびっと泣きそうになりましたが、ダテサナ愛で乗り切ります。伊達と真田が温泉に行ったらという話で大盛り上がりです。部屋が離れで風呂までついているのがいい!声とかも大丈夫!帰り道は伊達が運転!と、もう訳が分かりません。人様には聞かせられない下ネタの応酬。これぞ車の旅ですね!
途中幹事から「眠くなったのでちょっと休憩します、高速出口で待っていてください」と連絡があり、一体奴はどれだけ放置プレイが好きなのかと。


色々あって(笑)もう日も傾きかけたので、いきなり宿に向かいます。宿に行って時間があったら近くの川でぴちゃぴちゃ遊ぶという計画だそうで(この時はじめて聞いた)。
高速出口から宿までは各々向かいます。協調性ゼロの我々には車を連ねて走るという概念はないのです!
カーナビ&地図装備の幹事車、地図のみのN夫妻車、己の勘が頼りなとうこ車、つまり地図などは一切搭載してません。しかし宿までのレースは完全に私の勝ちでしたよ!ふふん!だからやっぱりあのカーナビには風魔かあるいは真田の軍略的な何かがね、入っていると思うんだ。


宿に荷物を置いておなご部屋で「さらば!」などと馬超の物真似をしていたら(だって3人が3人とも三国やってるっていうから…戦国は?戦国もやってと心で叫んだけどね)幹事から「川では遊べないみたいです」と連絡が。
行き当たりばったりな計画は今更なので「ふうん、じゃあもう風呂行くか。ところで5趙雲ってさあ」とさらりと流されることになるのですが、幹事が言う川って宿の前を轟々と流れる川?ええと濁流、みたいな?とちょびっと気になったとうこさんです。だって目を凝らしても梅雨時の一級河川クラスの川にしか見えないんですが!まあいいけど。


で、風呂に入って、夕ご飯。味もさることながら、上げ膳据え膳に感動。ああ、こんなに器を使って!とついつい思ってしまいます。しかし美味しゅうございました。
懐石って、戦いですよね。一体あとどれだけの量が控えているのか、自分の腹具合ではあとどのくらいまで対応できるのかを常に念頭に置きながら食べるわけですよ。これが上手くいかないと「あああ!肉まだ出てきてないの分かってたのに、いざ肉を目の前にして腹一杯!」とか「蕎麦美味そうなのに、もう一本も入らねえ!」とかなる訳ですよ。私は詰め込みました。
段々皆疲労が濃くなってきたのか、デザートのスイカ俺の真ん中のところっぽい、などと下らないこと自慢があちこちで起こります。
その後はおざなりに花火をして、呑み会突入。まあこれだけの為に着たといっても過言ではない訳で。
呑み会が進むにつればたばたと人が倒れていき、正に地獄。さっきまで仕事の話をしていたのに、今度は急にフェティシズムとパラフィリアについて熱く語ったり。ちょう酷い振られ方をした幹事の恋バナに皆がさめざめと泣いたり。なんか何がどうなったのか私にも分からないのですが。「うわあ、烏賊的な素敵兼続がテレビの中で大暴れw」という台詞を最後に私の記憶は途絶えております。多分化物イカが出てくるB級映画をやっていたのでしょうね。


まあそうなると、目覚めは完全に最悪です。ふらふらしながら風呂に浸かりに行く人々を横目に倒れ続けます。
朝御飯を食べて糖分を補給して、前日呑んだウコンがいい働きをしてくれたようで、何とか復活。宿近所で川祭りがあったそうで、ふらふらと出掛けて行き、余りの暑さに倒れそうになりながら見たくもない美術館に(失礼な!)避難。「400円…」「でも冷房の中に400円で入ると思えば…」「私、払ってもいいな」そんな会話を美術館入口でするでない!本当無礼な人たちですよ!
美術館は地元の芸術家をピンポイントで取り上げた、まあそれほど集客力はなさそうな展示物の数々だったのですが、コメントが面白かったので私は大満足です。だって天橋立で足の間から覗き見る人を象った彫刻に書かれたコメントが「逆さに見ても美しい風景と昔から言われています。昔の人もいろいろとやりますね」…?え、何この完全に暴投的なやっつけコメント、みたいな。自由すぎる。そんなコメントとかいらない気がす…いえいえ。死んだ魚のような目でうろうろ徘徊する人たちの中、私は完全にツボに入りまくり。笑いすぎて眩暈まで起こす始末です。最悪だ。


ここまで観光らしい観光は全くしていないことにやっと気付いた我々。せめて美味いものを食おう!と漁港のある町まで行き、昼食を食べました。刺身!刺身激旨!あら汁も美味い!もういっそ泣きそうですよ。ご飯おかわり自由の文字に皆踊らされる美味さ!食後動けなくなる人たち。もう本当に手加減ができないというか、なんというか。
そのままお土産を買って解散。私は奮発して鱒寿司と粒うにを買いました!一個だけ生ガキも食べました!旅行先では食事をケチってはいかん、とはとうこ家の教えですよ。いや、ずっと食べてばかりでしたけどね。


帰りは結局渋滞に捕まってしまった訳ですけども「ちょ、帰ったらまず更新するから!」とよく分からないテンションで帰宅。よく分からないと言えば、疲労と寝不足の所為か左近フィーバーで「今俺の頭の中で左近がバケツを覗いて『そこぬけですなあ』とか言った!」「そこから左近は地面に落ちている小銭を発見して拾うんだね!ちゃんと給料は貰っているのか!殿に」「三成が小銭落とすと左近が振り返るんだ!」みたいな会話をずっと。左近に謝れ、私。何故小銭?
あと世界征服の話とかすっげ真剣にしたっけ。なんかもう意味分からん!


そんな感じの富山旅行でございました。
い、今読み返したんだけど、うちら、呑んで食って意味ない話しただけ…!まあいい、いつものことじゃ!
次は我が家で呑み会だそうです。その前に多分別メンバーで上田旅行。…一体いつになったら大人な旅行が出来るのでしょうかねぇ。

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