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あー遊びにいきたいです。すたれた観光地とかに。うらぶれた遊園地とかもいい。(失礼)
小学校の修学旅行でねずみーらんどに行って以来、ねずみーらんどには縁はありませんが、私はどちらかというと、平日には誰もいないような、休日ですら行列などない、地方の遊園地が大好きです。
そんな大好きなところに、大好きな義トリオ&政宗が遊びに行ったらと思っただけで堪らない。
しかもいい大人が有休使って行ったらと思っただけで滾る。
きっと遊園地の名前は「しばたかめわりランド」でしょう。
入って早々、叔父貴の顔はめパネルがある筈です。
遊具は勿論、過酷な絶叫系や派手派手しいものなどありません。かめわりコースターが精々一回転するくらいです。けど、コーヒーカップやメリーゴーランドなどのオーソドックスなものはちゃんとあります。
昔友人と遊びに行った遊園地のメリーゴーランドには何故か、馬に混じってコーヒーカップが据え付けてあり、しかも普通のコーヒーカップさながら、手元のハンドルでぐるぐる回るという無駄な機能付、だったことがあったのですが(無論いい大人だった我々は、馬に乗る幼児の生暖かい視線を浴びながらコーヒーカップにあえて乗り、全力で回るようにハンドルをセット)(子供の姿をカメラに収めようという保護者の方の間から「すごい回ってる!」と歓声が聞こえたほどだ。恥ずかしかった)、きっと、しばたかめわりランドにも、これはあると思います。
そんな緩い乗り物ばかりの、しばたかめわりランドですが、安全には気をつけているので、ところどころに叔父貴のパネルがあります。「これ以上身長が低い者が乗ること、まかりならぬ!」という台詞付です。叔父貴が持ってる武器より身長が低いお子様は乗ることが出来ません。
そんなしばたかめわりランドで一番力入った遊具は「伊賀越え」という名のお化け屋敷です。
お化けじゃなくて忍者じゃね?とか、伊賀越えと柴田関係ないじゃん、とかいう声を無視するおおらかさは、しばたかめわりランドの長所の一つです。
また、プールもあり、夏場には比較的人気を集めています。コンクリート製の叔父貴の像がプール中央にあります。叔父貴がぎこちなく動き、目の前の瓶を叩き割ると水が溢れてその周りで水着の子供たちがきゃっきゃ遊ぶ、というものでしたが、今叔父貴の像の首にかかっているのは「修理中」の看板です。三年前から変わりません。
本当はその水は、いかだみたいなのに乗ってちゃぷちゃぷ動いた後滑り降りるという、端的に言えば、「カリ○の海賊・叔父貴版」の水路に流れ込む予定だったのですが、修理が終わってないので、「カ○ブの海賊・叔父貴版」の水路にはいたるところにホースが突っ込んであります。それで水を補充するのです。
若者の集客に努めたいという切なる願いを持つかめわりランドでは、観覧車へのライトアップをはじめました。
しかし、ライトアップがどういうものだか少しだけ分かってなかったスタッフ(主に犬千代)は、観覧車のど真ん中に「しばたかめわりランド」という電飾をつけただけでした。しかし、それも過去の話。
そんな所に電球をつけてしまった所為で、電球切れにもなかなか対応することが出来ず、今では辛うじて「しはたかめわりランド」と読めるだけです。時々子供が「しはたしはた!」と指差して笑います。
あと、しばたかめわりランド内では、信長様に足をむけて寝ると怒られます。
という叔父貴ランドは如何か。私は是非、行きたいです。
いかんいかん、ダテサナも三成も兼続も全然出てきてねえや。
ええと…観覧車とか乗れば良いんじゃないかな?
仲良く四人で乗るんじゃないよ。一人ずつ乗るんだよ。係のおじさん(未定)も吃驚だ。
いざ!とか言うて意気揚々と乗り込む兼続に、「政宗と幸村が一緒に乗ったら必然的に俺は兼続とだろう…それなら一人の方がマシなのだよ!」と言っちゃう三成ですよ。「何故儂こんなもんに一人ぼっちで乗らねばならんのじゃ!」と政宗は頭を抱えますし、幸村は、ふおー!と外を見てるだけです。
途中で、何故か兼続の乗った観覧車のドアが開きます。「開いてる!開いてるではないか!」と三成は叫びますが、どうすることも出来ません。更に風もないのにすごい勢いで揺れ出し、遂に一回転するんじゃないかというところで観覧車そのものが緊急停止します。係のおじさんはもっと吃驚だ。
はしゃいじゃった兼続と保護者の左近は、後でこってり叔父貴に叱られるように。
って、え、左近もいたの?左近はきっと芝生でビール呑んでたんでしょう。