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原稿で糞忙しいというのに、違った意味で無双なまろ師匠と私は、彦根城に行ってきました。
…本当、何してるんだろうね!あ、違う違う。彦根城に行くことが目的なんじゃなくて、師匠との中間地点が滋賀だから「ちょっと会おうか~」「そだね~」「じゃ、彦根駅で!」ってことになったんだって!細かい打ち合わせとか、色々…な?(電話でも出来るじゃん)
高速に乗って関ヶ原を通りつつ、「こっからは陣とか見えないな~、ん?動物注意?鹿とかはシルエットの標識なのに、タヌキだけは随分可愛いまるで幼児用の安い靴下とかに書いてあるようなイラストで表現されているのは何故だ、東軍の総大将出没注意?ヤスですね、分かります!ヤスのことですね!」なんて私が言っている頃(私はひとりごとが多い)師匠は電車の遅延の為、駅で足止めされてましたw
「伊吹山を見ながら一息つきませんか」というコピーにひかれ、全くそんなつもりはなかったのに伊吹PAに向かって私がハンドルを切り、鬱蒼と生い茂る伊吹山の木々を見ながら「三成…」なんて言うてたころ、師匠は何とか動き出した電車の中でやきもきしておりましたw
彦根で降りた私が彦根駅に向かう最中「ぎゃー!佐和/山自/動/車学校発見!三成運転下手そうなのに!!!」と仮にも十九万石の殿様に暴言を吐いていた頃、師匠は野/洲駅で再び足止めを食らって「糞、よりにもよってヤスで止められるとは!どういうことだ、左近!」と理不尽な仕打ちに怒りを燃やしておりましたw
そんなこんなで無事彦根駅で合流。
井伊さんの像が我々を迎えてくれますが、残念なことに私の写真の技術では真っ暗になってしまい何が何だか分からなくなったので、載せられません…。
原稿を渡してもらったり、細かいあれこれを話し合うつもりで会ったというのに、そのままの足で彦根城へ。
いや、だって…!行かないと!彦根城行っておかないと!
実は私、彦根初めてなんですよね。何度もいらっしゃっているという師匠のいいなりに車を進め、彦根城にあっさり到着。
なんか、あの城、可愛くないか?遠目からは顔に見えるよ?(写真を撮ったのだけどやっぱり出来が散々だったので…ね?)
博物館に行って、城登って~。
博物館で能面の特別展をしていたのですけど、能面って怖いよね!前を通るのに細心の注意を払ってしまう。子供かよ。でも怖い!
けどその中でとりわけ怖い「霊の面」があったのですが、「霊の面には生命力を感じさせません。目や歯に金色を施して…(略)…生命力を感じさせません」という説明文に少しだけ和みました。大事なことだから二度言うんですね、分かります。生命力を感じさせません!
文字は全く読めませんが、書状好きの私は、書状が少ない!とちょびっとがっかりもしたのですけど、直弼の書状が可愛かった。
「急須を壊しちゃってね、ちょっと俺がっかり…。それで急須を送ってほしんだけど、前持ってたのはさ、銘がなかったじゃん。今度は銘があるのがいいな~、あ、違うよ!前のが駄目って言ってるんじゃないんだ、前の急須も丸くって可愛かったよね!でも銘があれば誰が作ったかとか分かるしさ、その方がいいかなーって思っただけで、だから今度はそういうのを送ってほしいんだけど。あ、別に急いでないから!暇な時に、ってことだから気を使わないでね!うん、大丈夫だから!」
みたいな。概ね内容に間違いはないような気がする。
なんだ、これ。直弼可愛過ぎるだろう。気を使い過ぎだろう。良い人過ぎるだろう。
なのに斬られてしまうのですね。幕末恐ろしい!www
博物館には奥座敷が復元されていて、ここが正直一番萌えた。
見取り図はあっても、その他のことなんかちっとも知らないからねぇ。(学べよ!)
あー案外陽の光が入るんだな~とか、鴨居は低いけど天井高いな~とか。領主の居間と寝室の様子とかね。居間の他に「領主がくつろぐところ」とかあって、わざわざ寛ぐ為にこんなところまで移動か…と思ったけど(まー眠ることすら政治になっちゃう領主には仕方がないよね)、確かに気持ちよさそうな部屋だった。
大の字に寝ころびたいような。いや、幸村にそこで膝枕して貰いたくなるような…くそう、伊達め!いい思いしてんな!
直弼に、そして奥座敷で散々させてもらったダテサナ妄想に癒されて城に上りましたが、城の中は案外、普通でした。武者走りが少し広い、感じがした。くらいでしょうか。
ま、階段が急なのはお約束ですが、傾斜はさておき足場だけは新しく造りかえられていて、登りやすいことは登りやすい、かな?
犬山城と大きさはそれほど変わらないと思うけど、何だか狭く感じました。ちっこい城は好きですよvvv
あと、遠足の子供がいっぱいいて、少しだけ妄想しました。けど子供と一緒に城を見るのは嫌なので(正直者)遠くから「あれが弁丸で梵天で佐吉だったら…!」と思ってただけですよ?
他には、そうだなー。最上階から見える佐和山に心奪われまくりで、いつかあれ登ってやる!と決意を固めたりしていた訳ですが。
さっきから腹の虫がずっと鳴り亘っていたのだけど、無視して庭園に直行。
「こんなんマジで大名道楽だわ」
「でもわしが大名になってもこんな庭作れんわ」
「適当に指示したら作って貰えるんちゃうん?」
「とりあえずさー木を植えて池作って東屋立てて石とか置いてよ、的な?」
別に井伊に美意識がないなんて思ってない。大名は大変だよね、って話だよ!
さすがに腹が限界突破を起こしそうだったので、(師匠はもう起こしてた)彦根城傍のキャッスルロードだか何だかゆうお店が集まっているとこへ移動です。
が、閉まっている…!これが、これが平日の罠か…!まー混んでるよりよっぽどいい。そして高い!最近名古屋に行った時にも駅の某百貨店の最上階のレストランの価格に驚いて引き下がったんですけど、兎に角高い!ま、観光地なんでね?仕方ないんですよ、けど、そんなに金はない!
それはそうと、みつにゃんたち義のにゃんこに、最近さにゃだが加わったそうで、みつにゃんとさこにゃんとにゃんぶとさにゃだのクリアファイルを買いました。ひこにゃん無視かよ。いや、買ったよ。
ひこにゃんの竹しおりを実は伊吹PAで買っていたのだよ。PAでは100円だったのに、ここでは同じものが300円だったよ。そんなことよりまたクリアファイルだよ。
そろそろ私はクリアファイルをファイルするクリアファイルを買った方がいい。
博物館でも関ヶ原クリアファイルを買ったしね。
とりあえず入ったお店のうどんと近江牛巻きおにぎりは美味でした。ダテサナ以外のカプについて語りながら食べました。慶幸とか三幸とか、兼三とか…うん。
それで興がかなり乗ってしまったので、たこやきを買って車に戻って、駐車場に止めた車の中でずっと不埒な話してた。けどあんまし不埒な話、しなかった。
原稿の話と、イベントの話と、あとはずっと何故か孫市トークでね?
おかしいな。幸村のことちっとも話さなかったのに、孫市。ばきゅんばきゅんなんて単語をあげに使った一日も、人生にそうない気がするんだぜ。(帰ってから家人に「孫市ばきゅんばきゅん話ばっかしてた」と報告したら「ばきゅんは鉄砲、火縄はずどん。孫市はずどんだ!お前は火縄と孫を舐めているのか!」と叱られるのですが、それはまた後のお話)
5時近くになって駐車場が閉められそうだったので、駅まで向かいながらクラブハ/リ/エのバウムクーヘンを買いましたvvv(彦根に来たらこれなんですって!)
商品を渡される時師匠は「周囲に砂糖がついているのであまり暑いところに置かないでください」と言われてたけど、あたしは「とても柔らかい商品なので、横にしたり乱暴に扱わないでください」と注意された。何故だ、まだ商品渡されてもいないのに…人を見て言っているのか。だとしたらとんだ正解だ!
勿論地図なんて見ない我々は勘だけで駅に戻る訳ですが、途中で立花町という交差点の名前に惹かれたわたしが、勝手に左折。
「なんとゆうハンサムタウン!」と大喜びで曲った筈なのに、曲った先は何だかどう考えても駅なんてなさそうな路地でね?「俺は…負ける!」みたいな気持にちょびっとなったりもしたのですけど、何とか駅に到着。
電車の時間まで少しだけ間があったので、このまま孫市話で終わるのも癪だしと、懸命に幸村トークをしようと思ったけど、結局孫市話で終わってしまったのが残念ですwww
が、面白かった!師匠、忙しいのに付き合ってくれてありがとう!あんなに直弼が可愛いなんて思わなかった!ま、結局斬られてしまうんですがね。
次は佐和山登ろうね!
あの後駅からものっそ飛ばして(夕飯間に合わねえ!って思ったので)帰ったら、40分で家に着いたよ!彦根が近いって分かったし、佐和山は良い季節に上らないと遭難しそうだし。
原稿も無事頂けたので、あとは私が頑張って話を上げて(…)頑張ってコピーすればいいんだね!師匠の原稿は本当に伊達がいつも通り格好悪いので(褒めてるよ!)和みますvvv
頭の中も大分リセットされたので、とりあえずまた今日から原稿頑張る。